- とんだ
- とんだ※一※ (連体)(1)思いがけないさま。 意外で大変な。 とんでもない。 主に, よくない意で用いる。
「~災難だった」「この度は~ことでした」「~過ちをしでかした」
(2)ひどく道理にはずれた。 あきれた。 とんでもない。「~うそを言いやがって」「~お笑いぐさだ」
(3)(逆説的に)すばらしい。 とてもよい。「~美人だ」
※二※ (副)思いがけず。 非常に。「新宿がはやつて, ~美しいが出るときいて/咄本・聞上手」
~茶釜(チヤガマ)明和(1764-1772)頃の流行語で, 「思いがけない美人」の意, という。~霊宝(レイホウ)江戸時代の見世物の一。 三尊仏・不動明王・役行者(エンノギヨウジヤ)などを魚や野菜で作り, 見世物としたもの。 転じて, とんだことの意も表す。「当時諸方にて評判の品々は~珍しき物/放屁論後編」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.